目のお話

目のお話

目薬は何滴点眼していますか?

日頃から目薬を使う機会があると思いますが、目薬は何滴も入れたほうが効果があると考えていませんか?
実は、1滴入れば十分です。

1滴の分量は約0.05ml、目の表面に保持できる量は約0.03mlと言われています。
1滴で、あふれるほど十分に入っているということです。

点眼回数が増えると、余計に点眼が減って薬代がかかりますし、副作用を招く場合があります。涙に含まれる栄養分や殺菌成分、保湿成分を目から洗い流すことになり、ドライアイを起こやすくなったり、目薬に含まれる防腐剤により角膜を傷つける可能性があります。

間違った使い方は思わぬ症状を起こすこともあります。
「点眼のさしかた」も参照にしながら、正しく目薬をお使いください。