目のお話

目のお話

コンタクトレンズは高度管理医療機器です

2005年4月の医療法改正により、コンタクトレンズは透析、人工呼吸器などと同様の高度管理医療機器として、副作用・機能障害が生じた場合の人体へのリスクが高いものと位置づけられました。
コンタクトレンズはとても便利な視力矯正法ですが、間違った選択や使用は、眼の疾病を招くリスクがあります。眼の健康のために、正しい知識を身につけて、正しく使用しましょう。

【守っていただきたいこと】
①眼科医の検査・処方を受けましょう。
コンタクトレンズは角膜に直接つけるものです。医師の指示に従って購入しましょう。

②定期検査をうけましょう。
・眼に病気があるかどうかは、自覚症状だけでは決してわかりません。調子がよいと思っていても、病気や障害が進行していることがあります。
・特に、中高生は成長期で視力も変化しやすい時期です。定期的な視力検査や診察のもと、目の状態にあったレンズを使用することが大切です。

③正しい使用方法、装用時間(期間)を守りましょう。
・一日の装用時間は、個人差がありますが、決められた時間以上に使用しないようにしましょう。
・ディスポーザブル/頻回交換レンズの場合は、決められた使用期間になったら使用しないでください。例えば2週間タイプのレンズは、開封後2週間たったら捨て、新しいレンズに交換しましょう。仮にその間1度しか使用していなくても捨てて下さい。

③レンズのケアは丁寧に行い、レンズケア用品の使用法を守りましょう。
・レンズのケアは毎日きちんとしましょう。レンズトラブルの多くは、ケアを怠ることから起きています。

⑤他人のコンタクトレンズは絶対に使用しない。貸し借りをしない。
眼の形状は、それぞれ異なります。合わないレンズを使うと目に障害を起こすだけでなく、病気が感染することもあります。